虐待を受けて解離性障害になった私のブログ

悲惨な運命を生き壊れた女の話

2017年12月のブログ記事

  • 金持ってこい

    中学生の時同級生に 金持ってくるかリンチかどっちか選べと言われ 私はリンチでと答えた この電話でのやり取りは母も聞いていて リンチなの?と聞かれたが、私はとぼけた 次の日、学校の廊下で集団に突き飛ばされる 鉄の傘立てに激突して倒れる 痣がたくさんあったけど 痛みも感じない 痣があるのが当たり前にな... 続きをみる

    nice! 8
  • 自営業

    母に言われました 親の職業を人に聞かれたら 「うちは自営業だと言いなさい」 歯医者と言ってはいけません、歯医者はお金持ちだと思われるけど この家は貧乏だから言ってはいけない 患者さんが来ないのよ 診療時間が終わると、商店街の麻雀で勝ったら夕飯を買って帰宅 私はお腹を空かせた子供だった やっと来てく... 続きをみる

    nice! 7
  • 東北と関東

    父の実家は東北地方の県庁所在地で県を代表する行政都市 祖父は戦中の赤紙から逃げて生き残り、戦後は高利貸しで生計を立てる 祖母との暮らしは慎ましく自宅での食事はお粥のみ 一方で外では芸者遊びをしたり高価な壺を買ったり (億以下のお金はゴミと豪語) 祖母の持ち物は鏡台と小さい引き出しぐらいで最小限 祖... 続きをみる

    nice! 7
  • 歯医者になっても女は仕事させない常識

    私が高校の時でしょうか 「お父さんは歯がないのよと」 母が小鳥がさえずりのようにリズミカルに言った 私の背筋が凍る そういえば 父は出勤前、毎日トイレで吐いていた 私が小学校の時に気が付いたと思う 父が苦しそうにトイレで吐く姿を見るに耐えないので 直ぐに場所を移動した 吐いている事実を母に言ったら... 続きをみる

    nice! 8
  • エピソード2

    私が幼稚園児の頃 実家の庭でひとりで遊んでいた 耳をすますと隣の家からラジオの音が聞こえた 私は父に「お父さん聞こえるよ〜」と言いに走った 父はリビングから庭に移動して、その音のする隣の家の部屋に向かって 「オラァー£€$++££*消せ!」と大きな声で怒鳴った(怒鳴り声はたまに正確に聞き取れない)... 続きをみる

    nice! 8
  • 三度の飯より好きな暴力

    私が小学校の頃、父親の実家に行った日の夜のエピソード1 家の隣には人の気配や声が気にならない位の広い公園があります 災害があった場合は公園に近所の住民が避難する事になっています。 父親は穏やかな声で公園に向かって 「静かにして下さい」 と言ってました。 父が穏やかな声を出す事をほとんど見ない私は ... 続きをみる

    nice! 8
  • 虐待と虐めから逃げたら

    28歳まで親と同居している間は 両親からの虐待、先生生徒からの虐めの攻撃に耐え続け 自分が可哀想な状況で生きる習慣を重ね 苦難こそが私の生きる道だと悟った時は 大きな光が見えて私は喜び 矛盾や 迷いが消えて安堵しました 謙遜が当たり前 美徳とした日本人そのものです 当時10年交際して長過ぎた春を終... 続きをみる

    nice! 2
  • 解離の病気について

    私の病気の1つに解離性障害があります 解離というのは、その場を切り抜けるために用いる一種の防衛手段で、 精神の一時的 ゛仮死状態 ゛だと以前の主治医が説明していました。 私の場合、瞬間的な解離から長い時間の解離までと色々ありました。 何の為の解離かというと、精神的や肉体的な苦痛を直接受けない為です... 続きをみる

    nice! 10
  • 助けて

    私は家では両親からの虐待 学校では先生始め生徒からの集団虐め 私を守ってくれる人がどこにもいません 不潔で垢とフケとゴミまみれの身体で 耳も聞こえずらく、左手首の怪我、肥満、蕁麻疹、目のものもらい、頻尿、かさぶたの多い身体 声もでない、体調も今ひとつ 今日も生き延びたと絶望しながらの終わらない日々... 続きをみる

    nice! 8
  • お風呂

    実家でお風呂にゆっくり入った事がありませんでした。 水道代など私にお金をかけたくないというのもあります お風呂から無理やり引きずり出されました。 お父さんが仕事から帰って来た時、丁度入浴中だったので 母が「早く!」 風呂の扉を叩くのですが、私の身体は泡だらけ 気がついたら風呂の外に放り出されて階段... 続きをみる

    nice! 8
  • ひもじい

    私は40歳にして再婚できました。 お陰様で今まで体験したことがないくらいの 平和な日常を過ごしています。 過去を振り返る余裕が徐々にできて ブログをかけるようになりました。 それでも この作業は辛く更新もゆっくりになります。 現在の配偶者と出逢ったのは彼36歳 私34歳 当時の私は元旦那との離婚調... 続きをみる

    nice! 3
  • そんな身体

    前回の記事で母の話によると、私は妊娠しているのはずなのだが 違うタイミングで母は私に 「あまたは子宮後屈だからセックスが出来ない身体よ」 と言ってました。 そういえば診察台に乗るような格好を母にしたこともあるし おじいさんが産婦人科医で待合室の医学書を読んだとかで 母親の口から最もらしく言われたの... 続きをみる

    nice! 7
  • 飛躍を超えて

    初潮を迎えた後の地獄は次の月から始まった 私の生理周期の日が過ぎても生理が始まらないので 母親は何かに取り憑かれたような狂った形相になって私に激昂する。 「生理がこない、妊娠した、エイズになって死ね!」 何度も何度も繰り返しわめいていた。 当時、外国からエイズという死に至る病気が日本に渡ってきたと... 続きをみる

    nice! 6
  • 狂った母親

    覚えています。 私の人生初の憂鬱なメンスが始まった日の夜の出来事を 母親からのメンスの講義は終わり、、、。 混沌とした時間が過ぎた 恐ろしい父親が診療所から自宅に帰宅して 怒鳴り声をあげた。 理由は夕飯の支度が出来ていなかったから。 帰宅後に食事の支度が出来ていないとか 部屋が片付いていないなどの... 続きをみる

    nice! 7
  • メンス始まりと地獄

    私が小学4年の時にメンスが始まりました。 学校の保健体育の授業で知識はあったもののクラスで始まっていた子は 体格の大きい子2、3人だけ、、、。 身長が前から2、3番目のチビの私が胸が痛くなったりメンスが始まるなんて、、、、。 何とも説明できない不安な気持ちに包まれ、頭の血の気が引きながらの下血でし... 続きをみる

    nice! 7
  • 命を消して

    (注:この話は私が高校に入学した頃に母から直接聞いた話) 身ごもった母は相手の男を探した。 広い大学の構内の中を身重の身体を引きずって何度も探した。 同じ場所を何度も這うように祈るように歩く。 お腹には命が宿っているから切羽詰まっている。 最後まで男は姿を現さなかった。 結果、産婦人科医の祖父が母... 続きをみる

    nice! 8
  • 私は生きている実感がない

    今から60年くらい昔の話になります。 私は実の母親から聞いた話を記録しています。 私の母親は国立大学の歯学部に入学しました。 母親は三姉妹の末っ子。 長女も次女も同じ歯学部。 その大学で母親はある男子学生と出会います。 小柄で痩せていて顔にも自信のある母親。 男と母親は深い関係になり母親は身ごもっ... 続きをみる

    nice! 7