虐待を受けて解離性障害になった私のブログ

悲惨な運命を生き壊れた女の話

空き巣

私が高校2年生の時



夜中の2時ごろ 庭の犬が尋常じゃないくらい吠えました


自室の布団の中にいた私は目を覚ます


ただし動きません



一階から母親が私の部屋に来て



「どろぼうが来た」



と深刻な顔で言ってきました



私の部屋に来る前 母親は既に家の中でどろぼうと鉢合わせしていました



どろぼうと遭遇し


母親は「こんばんは」 とっさに挨拶



どろぼうも「こんばんは」と言ったらしい



そして母親はどろぼうに


「出口はこちらです」



と案内したら玄関から どろぼうは出てくれた


玄関 開けて直ぐの庭の場所にはさっき吠えた犬がいるので


どろぼうは犬と二度目の対面をする


二度目は犬は吠えずに 尻尾ふって どろぼうの存在を喜ぶ


母は そこで玄関の扉を閉めてから私の部屋に向かい


「どろぼうが来たと」言ったのだ


弟も起こして家の中を剣道の竹刀を持って3人で回りました


どろぼうは家の中にはもう居ませんでした


しかし庭に人の気配がしてガサゴソ音がします



母親は警察に電話をして家に来てもらい


警官の1人が庭の草の中でうずくまっている どろぼうを発見


「おい!お前 何やっているんだ!」


と怒鳴り 無事にどろぼうは御用となりました


どろぼうを真ん中にして両脇に警官がどろぼうの腕を掴み


3人並んで庭から去って行く後ろ姿は忘れません


真っ黒などろぼうの黒い服の赤い マフラーが 一際 目立っていました


その後 夜中の4時近くに父親が帰宅


空き巣は警官に連行された後だったのが


私が一番ほっと胸を撫で下ろした場面でした


仮に父親が空き巣と直接遭遇したら間違いなく命を奪っていただろう


空き巣は父が不在の時に侵入して命が助かったんだ


警察の人 数人より 父親は私にとって強い存在で 直ぐに殴る


手加減せずに殴って殺したら父親は殺人犯になるし


空き巣は警察に怒鳴られたくらいで済んで助かってよかった


めでたしだ


そして咄嗟に「出口はこちらです」と空き巣を外に案内した母親の度胸が


父親と別の方向で怖くなり とにかく親には敵わないんだと


思い知らされた高校生の私でした

×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。