狂った母親
覚えています。
私の人生初の憂鬱なメンスが始まった日の夜の出来事を
母親からのメンスの講義は終わり、、、。
混沌とした時間が過ぎた
恐ろしい父親が診療所から自宅に帰宅して
怒鳴り声をあげた。
理由は夕飯の支度が出来ていなかったから。
帰宅後に食事の支度が出来ていないとか
部屋が片付いていないなどの理由で
父親は怒鳴り声をあげて殴るのはしょっちゅうだ。
父の激昂と同時に居間の空気が激しく波打った
私自身もジェットコースターに乗って天井に向かって
ブワッと飛ぶ瞬間に
母はいたずらっ子のような言い方で
「A子メンスになったのよ」
呟いた
魔法のようなその言葉は父親の激昂をピタリと止めた
どんな手段を使っても父の恐怖からは逃れたいのはよく分かる
父親の怒りを向けられた相手は、命を失うかも知れない恐怖感を味わうから
しかし私の醜いメンスが異性の父に知れて
私の気持ちは屈辱感でいっぱいになり
その後、私の身体はジェットコースターから降りてゆるやかに天井に登りながら消えて
記憶も失っていたようだった。
お母さん酷い