虐待を受けて解離性障害になった私のブログ

悲惨な運命を生き壊れた女の話

刃物

私は小学校の頃から


家の包丁をかき集めてコタツの中に隠して


何かに備えていました



ある小学校の三年生の頃の夜



父親が寝ている時


父の頭を包丁で刺そうと計画しました


夜中の2時頃 うしみつの時間を狙いました


父親の大きないびきの音が鳴っている


いびきの音が止まると私はギクリとしたが又いびきが再開した瞬間に


包丁を握って振りかぶりました



その時



地震が起きました


私は驚いて慌てて包丁をこたつにしまい


家族は地震で起きましたが包丁は隠した後です



この出来事で父親が強運の持ち主だった事


私が普段から悪い子なのでバチがあたり父を殺させてくれなかった


と そのように


偶然起きた地震に対して解釈をし父親を刺すのは諦めました

掃除機

父に階段を掃除しろと怒鳴られて



私は掃除機を使って階段を掃除した


いきなり父が怒り狂いながら


「楽しやがって!」


と大声で私に喚きまくるので


私の身体は自動停止した



掃除は固く絞った雑巾で拭くのだと叫びながら


父に言われたので


そのようにしてみる


雑巾掛けの途中に私は壁に手をついてしまいました


父に見つかってしまいました


「休むな!壁に手をつくな!」


父に手を叩かれながら


また怒鳴られました


私は倒れるのをこらえながら床を拭いて掃除を終わらせた




「自分のところしかやらないのか‼︎」



父の怒鳴り続けている声がだんだん遠くで聞いているようになって


記憶が途切れて


いつに間にか寝ていたようだ


やりにくかった掃除


今も掃除の時思い出して手足を縛られたような感覚になり


必要以上に疲れる



お前のせいだ!!

ゴミ屋敷

父親に収集癖があるし母親は家事が下手なので


掃除や整理整頓が出来ない


物を捨てる事は勿体無いという父の価値観で


いつの間にか実家はゴミ屋敷になっていた


ゴミは捨てるより父が燃やすという暗黙の規則があった


庭には小さい焼却炉があって火を消した後でも残った煙が空に登っていた


風の強い日は火事にならないかと母親はひやひやしていた


近所の人は気が気でなかっただろう


やがて区の通達で庭で物を燃やすのは禁止になった事が発覚


父親は神経質な位に規則や決まりを守るのでゴミを燃やすのは止めた



ゴミは増える一方だ


私は息がつまるので家の周囲を見ない生活をしていた


夜は空を見つめて空想に浸っていた




足の踏み場もないし壁も何かしらで覆われていて


ゴミは天井まで登っていた


都内の一軒家に住んでいながらゴミに囲まれる生活は


子供の頃から勿体無いと思っていたが


後の祭りである


ゴミだけでなく植物や生き物まで父親は外出先から拾ってくる




外界から実家だけ遮断されてた



異質で樹海に似たような例えのるが難しい死の世界


エイリアンにならないと生き延びれない


ドフネズミの死骸も勝手に捨てる事が出来なくて



うなだれるしかなかった