虐待を受けて解離性障害になった私のブログ

悲惨な運命を生き壊れた女の話

虫の住む身体

悪い子の私の体の中には沢山の虫が住んでいると


小学校低学年の頃母親に言われ


虫の正体は「かんの虫」なので退治の方法を


ある年配の女性に聞いて自宅で実行しました


私の手に「虫」という字を三つ書き


変なおまじないをすると白い糸状になった虫が


沢山出てくるそうです


その頃の私は小学校でいじめにあって人から避けられていたので


自分が醜く汚いと信じていた


私の体の中にはミミズのような長い虫が数えきれないほど住んでいて


胃や腸に入った食べ物を食べたりしている


私が悪いからだ


虫をおまじないで退治のすれば良い子になる


そう信じておまじないを母がしてくれたが虫は出てこなかった


母親は顔をしかめた


私は又縮こまった

嘘だろ

母親は私が高校生の時


「貴方は子宮後屈だからセックスができない身体なの」


相変わらず歌うように嘘を言ってきたんです


当時洗脳状態だった私は信じました


当時の付き合って間もない高校生の彼にそれを伝えると彼は


「お前の母さんおかしい」


即回答です


私は彼がおかしいと思いました


彼とは別のことがあって別れたのですが


どちらにしても母は私を変な男から守ってくれたと誤認識して


母を崇高していたもんです



その洗脳は私が33歳で解けます


確か逆子の頭が弱いのかを調べる同じ頃


医学書を本屋で立ち読みして子宮後屈についてとセックスの関連性とか


もやもやしながら調べてから婦人科や心療内科に相談して


長い洗脳が解けましたが


私の周囲の患者さんや医療関係の人達は


変な物を見る目付きで私を見ていました






もう再開しないから大丈夫です

病院に行かない

私は28歳で最初の結婚をしました


日曜日の早朝 釣りに出かける前


父は私に


「何で まだ家に居るんだ 早く出て行け!」


「お前なんか破門だ!」


子供の頃から何度も出て行けと怒鳴られていましたが


その時は慌てて逃げるように出ました




それを境に実家とは連絡を断ち四年後


弟から電話がありました


母親が救急車で運ばれました


父が帰宅すると母親が倒れていた


母親は父に


「風邪気味みたいです 夜ご飯作っていなくて申し訳御座いません」


しきりに謝っていたらしい


父が脈を測ったら1分間に何回しか触れない心不全の症状なので


救急車を呼んで一命は取り留めましたが



そうなんです!



母は調子が悪くても父の許可が出ない限り病院に行きませんでした


結婚後初めての病院が救急車で運ばれた大学病院の救急外来



弟も子供の頃から何度も気絶する程腰の痛みに耐え


30歳過ぎてから父の知り合いのつてを頼り


椎間板ヘルニアの手術を受けました


そんな父もアキレス腱を切り手術を受けたのは一週間後です


歯医者たちは医者に対してある特別な感情を持っていました


医学部落ちた人もいたのでしょう


病院を信用していませんし お金払うのも嫌だったりで


病院に対してどうでもいい難癖が多く


重体になるまでなんでも無いと決め込んで放置する傾向がありました


私は手術すれば治るとは思えません


リハビリだって大事だと確信しています


自分を苦しめる事が美徳だと疑わないこんな馬鹿な人たちは


退院後は何かを取り戻すかのように焦りながら追い込む日常に飛び込みます


私はがっかりと同時にやるせない思いになる